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『Circular Design Week 2024 in Taiwanを振り返る〜Bioregioningから捉え直す循環のデザイン』を開催します!

2024年10月10日から13日の4日間にわたり、『Bioregion-ing Together』をテーマに開催されたCircular Design Week 2024 in Taiwan (CDW’24)。本イベントでは、CDW’24の行程を参加者とともに振り返りながら、現場で得られた発見や学び、カンファレンスでのBioregioningに関する議論を共有し、CDW’24を通して見えてきた台湾でのサーキュラー事情と日本の文脈の接続を試みます。 CDWの活動にご興味のある方、サーキュラーデザインをプロダクトやサービスの領域を越えて捉え直したい方、サーキュラーエコノミーの文化的・社会的側面を探求したい方をはじめ、デザイナー・行政職員・研究者・実践者など、セクターや所属に関係なくヒントをお持ち帰りいただける場になると思いますので、ぜひご参加ください。         Event details | イベント概要 📅When|とき 2024年12月11日(水) 18:30-21:00 📍Where|ところ 新宿区立牛込箪笥区民ホール 〒162-0833 新宿区箪笥町15番地 🚃 Access|アクセス 地下鉄 :都営地下鉄大江戸線 「牛込神楽坂」A1出口より徒歩0分、東京メトロ東西線「神楽坂」2番出口より徒歩10分 都バス:飯62系統 小滝橋車庫前~都営飯田橋駅 または、橋63系統 小滝橋車庫前~新橋駅「牛込北町」下車 🗣️Speakers | 発表者(敬称略、五十音順) 白澤 貴司|日立製作所 研究開発グループ デジタルサービス研究統括本部社会イノベーション協創センタ, 主任デザイナー 田中 友美子|NTTコミュニケーションズ株式会社 KOEL Design Studio, Head of Experience Design 廣畑 達也|英治出版株式会社, プロデューサー/編集者 🤝Organizer | 主催・運営 (株)リ・パブリック Registration | お申し込みとイベント詳細ページ ・  参加をご希望の方はこちらのGoogle Formよりお申し込みください。 ・  イベントの詳細につきましては、こちらのイベントページをご覧ください。  

英国Future ObservatoryのJustin McGuirk氏、CDW24🇹🇼への登壇決定!

アジア・パシフィック特有の伝統や慣習、生活様式に注目し、それぞれの土地に根ざしたサーキュラーデザインの可能性を探求する場として、2023年12月に鹿児島の地で第1回となる Circular Design Week 2023 (サーキュラーデザインウィーク)を行いました。今年は舞台を台湾に移し、「Bioregion-ing together」をテーマとして掲げるプログラムを、10月10日(木)〜10月13日(日)の4日間にわたって実施します。 まず、前半の二日間は台湾の嘉義市と雲林縣で、その土地ならではの歴史や文化と紐づいた循環の取り組みを探索し、多様な研究者・実践者とローカルの人々による複数の知見を交差させる濃密なTours & Workshopsを行います。そして後半の二日間は、より多様な方々とともに台湾および国外の事例を検討しながら、新たな実践の手掛かりを模索するConferenceを台北にて行います。 そのConferenceの基調講演につきまして、このたび、英国 Design Museum が芸術人文科学研究会議と共同で設立した、グリーン移行のための国家デザイン研究プログラムFuture ObservatoryのディレクターであるJustin McGuirk 氏に務めていただくことが正式に決定いたしました。 McGuirk 氏が編集長を務め、2024年4月に初号が公開された『Future Observatory Journal』では、今年のテーマを策定する際にインスピレーションを受けた「Bioregioning」を主題として扱い、バイオリージョニングを通して描かれる別の未来や具体的な実践のケーススタディ、望ましい未来に向けてどのように制度や政策面を変えうるかなどについて、多層的に探索していらっしゃいます。サーキュラーデザインにとどまらず、システミックデザインやポリシーデザイン、都市計画などの観点からも非常に示唆深いお話をいただける予定です。   Justin McGuirk ロンドンを拠点とする作家兼キュレーター。Future Observatory(フューチャー・オブザーバトリー)のディレクターを務める。Design Museumの前チーフキュレーターでもあり、8年間にわたり展覧会プログラムをディレクションし、「Fear and Love」(2016年)、「California: Designing Freedom」(2017年)、「Charlotte Perriand: The Modern Life」(2021年)、「Waste Age」(2021年)など、数多くの展覧会のキュレーションまたは共同キュレーションを担当。編集、新聞批評、デジタル出版インプリントの設立、国際的な展覧会のキュレーションなど、多彩なキャリアを持つ。 CDW24のプログラム概要 ※プログラムの訪問地ならびに会場については適宜変更する可能性があります。 Tours & Workshops 日程| 2024年10月10日(木)〜11日(金) 場所| 1. 御鼎興醬油(雲林縣) 3代目である2人の兄弟が経営する醤油工場。この地域で発展してきた伝統的な発酵技術を使って醤油を製造する。また、食の域内循環をテーマにしたオリジナルレシピを考案し、地域の農家・食品事業者と共同で「未来の食卓」プロジェクトを推進している。 2. 台灣田野學校(嘉義市) 建築とリノベーションを中心としたコミュニティ構築を専門とするNGO。1994年まで運営されていた嘉義市刑務所を博物館やオフィススペースへとリノベーションしたり、台湾中部を中心に老朽化した公共施設、空き家を再生させながら実践を通じた環境教育プログラムを展開している。 3. 新港文教基金會(嘉義市)   17世紀に中国本土からの移民の主な入国地点の1つであった新康の地に1987 年に設立された新港文教基金會は、現代台湾の社会革新の分野の先駆者。当初は住民の間で芸術と文学を促進することに重点が置かれていたが、その活動範囲は年月とともに拡大し、世代を超えた技術と知識の継承という伝統を基盤として、循環をテーマにした取り組みも含まれるようになった。 4. 虎尾水塘場(雲林縣) 虎尾市は雲林県の都市で、19世紀には砂糖産業を中心に経済成長を遂げたが、生産量の減少により、従来のインフラの多くは廃止され、現在は熱帯植物​​が生い茂っている。水質、健康、文化、経済を同等に位置付けた上で「水を捕集して貯めて利用し、川、自然、都市生活にスペースを与えるシステム」の実現を目指している。 5. Taisugar Circular Village(台南市) サーキュラーエコノミーのコンセプトを実装することを目的として、台南市に2021年に作られた循環型集合住宅。住民は農場で好きな作物を育てることができ、出たゴミは畑の肥料となる。また、家電や家具がヴィレッジ内でリユースされることで、廃棄物の量を極端に減らしている。ここでは、これからの循環型の暮らしと経済を一体的に成り立たせる施設と仕組みに触れる。 参加対象者| CDW’24への協賛企業、国内外の研究者やサーキュラーデザインの実践者など Circular Design Conference 日程| 2024年10月12日(土) - 13日(日) 場所| 台湾設計研究院(TDRI)カンファレンスルーム(台北市) 参加対象者| サーキュラーデザイン実践者、研究者、関心のある方々 CDW24のご参加について Tours & Workshops は、協賛企業と世界各地(特にアジア・パシフィック地域)からお招きする研究者/デザイナー/実践者(主に登壇者)限定のプログラムとなります。協賛にご興味をお持ちの方は別途、リ・パブリックメンバーにお声がけいただくか、cdw(at)re-public.jpまでご連絡ください。 Conferenceは、参加費無料となっております。後日立ち上げる特設サイトよりお申し込みください。(すでに参加をご検討中の方はリ・パブリックメンバーあるいは cdp(at)re-public.jpにご連絡をいただけますと優先的にご案内いたします。) 助成団体 Circular Design Week 2024 in Taiwanは、「日本万国博覧会記念基金」の助成を受けて開催します。 Bioregioningとは? バイオリージョン(Bioregion、生命地域)は人間の都合による境界線ではなく、河川の流域やそれらが複数集められた自然地形や生態系による地域を指します。この運動は70年代前半より本格的に世界中へ拡がり、多様な生物の共生的な相互関係や自然の制約条件を前提とした人間社会・産業のあり方を提唱してきました。 近年、とりわけデザイン領域で、バイオリージョンを構成する多様な関係者(細菌、人間、山、川など)とその複雑な関わり合いを再構築し、その土地の循環や景観を取り戻したり、新たな創造を試みるバイオリージョニング(Bioregioning)という理論研究と実践が進んでいます。循環型社会への移行において、本質的にどのように人がその土地へ関わるのかといった社会的視点が重要なポイントです。 今年のCDWでは、このバイオリージョニングの視点から、台湾をはじめとしたアジア・パシフィックの活動を捉え直し、アジア発のサーキュラーデザインを探索します。そして、その実践へと繋げるためのネットワーク構築を行います。

サーキュラーデザインプラクシス(CDP)のシンポジウムを開催します!

  昨年8月、サーキュラーデザインプラクシス(CDP)のプレ・カンファレンスを開催してから1年が経ちました。今年も京都会場/オンラインでシンポジウムを開催します。 今日、サーキュラーエコノミーあるいはそれに資するデザインとしてのサーキュラーデザインは、地球温暖化問題や環境汚染問題を解決するための手立ての一つとして捉えられています。しかし、これらの問題は、資源枯渇や食物危機、地域間の経済格差やその根幹にある人種差別、生物多様性の劇的な減少といったほかの様々な Wicked Problem(厄介・意地悪な問題)と複雑に絡み合い、“ecosystem of wicked problems”を形成しています。そのため、サーキュラーエコノミーへの移行=Transitionは、これまでの線形的な資源フローを循環的なものへと転換するだけではなく、同時に、上の問題群の根底に共通する価値観や世界観を更新することで初めて可能となります。 本シンポジウムでは、この移行=Transitionをいかにデザインすべきか、その際の産業生態系やそれを取り巻く制度設計や人材育成はどうあるべきか、そしてこのデザインプロセスを下支えする新たな価値観や世界観はいかに獲得できるかなどについて、多様なバックグラウンドを持った有識者とともに議論を深めます。 ※Circular Design Praxis (CDP)とは「学術・企業・地域をつなげ、システム変化をともなう
サーキュラーデザインを育み実践するためのネットワーク」です。詳細につきましては、CDPウェブサイトをご参照ください。 なお、本シンポジウムは、京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab設立 10周年イベントの一環として開催されます。   Day 1:8/26(土)9:30 - 18:10(最長) 〈Greetings 9:30-10:15〉 シンポジウムの目的や流れを共有し、参加者同士の簡単な顔合わせをする。 〈Session 1-A 10:20-12:00〉 自律分散的な資源循環:Autonomous, Distributed and Circular Flow ギガトンの氾濫とも呼ばれる大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会をいかに脱却し、適量生産・自律分散・資源循環型の社会に移行するか。製品の環境負荷や循環性をデータ共有するデジタル製品パスポートの政策や、デジタルファブリケーションにより都市の自律性を高めるファブシティの実践など、デジタルデザインを用いたアプローチが模索されている。国際社会や国のマクロな環境政策の動向をつかみ、地域資源循環プラットフォームの萌芽的事例を参照しながら、ありうる未来の資源循環について具体的に議論したい。 田中浩也(慶應義塾大学環境情報学部教授、慶應義塾大学KGRI環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センター長​​) 田崎智宏(国立環境研究所 資源循環社会システム研究室長) 〈Session 1-B 13:30-15:10〉 ビジネスとインダストリアル・エコロジー:Business and Industrial Ecology 循環や連携に基づく産業生態系は、Journal of Industrial Ecology の発刊(1997年)を端緒に、通産資料調査会​​による『産業と環境』(1998年)の特集や原田幸明らの尽力によってライフサイクル思考と連携しながら発展を遂げてきた。しかし、依然として生産時のゼロウェイスト化や、廃棄物の再利用やインバース・マニュファクチュアリング、あるいはシェアやレンタルなどの余剰資源の有効活用など、持続可能な経済・技術的システム構築は道半ばである。消費者の行動変容を含むシステミックな産業構造の変化には今何が求められるのか、有識者らと共に多角的に議論する。 奥林里子(京都工芸繊維大学繊維学系教授、京都大学生存圏研究所特定教授) 天沢逸里(東京大学先端科学技術研究センター 特任准教授) 河内幾帆​​(金沢大学国際基幹教育院 准教授) 〈Session 1-C 15:30-17:10〉 土着のふるまい:Place-Based and Indigenous Practice 前近代から継承されてきた各地域にざした知恵は、近代が見過ごしてきた多元的な視座を有している。そうした土地に根ざした知恵を顕在化させ、共有知とすることは今後のサーキュラーデザインの展開にとりどのような意味を持ちうるのか。加えて、地球環境問題は巨視的にはグローバルな課題でありがなら、ローカルに固有な要件の複雑な絡み合いが連鎖するかたちで起こっている。そうした土地固有の文脈をいかに取り扱うべきか、議論を深める。 中村 寛* (多摩美術大学リベラルアーツセンター教授/サーキュラー・オフィス担当、アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表、KESIKI Insight Design担当) 岩瀬大地(東京造形大学造形学部准教授、TZU DESIS Labディレクター、一般社団法人スペダギジャパン理事) *中村氏のみオンラインでご登壇予定。 Day 2:8/27(日) 9:30 - 17:00 〈Reflection 9:30-9:55〉 初日のセッションを振り返り、議論や課題を整理する。 〈Session 2-A 10:00-11:30〉 土地に根ざすサーキュラーデザイン 土地に根ざした(=place-basedな)サーキュラーデザインを実践するためには、それぞれの土地に特有の資源や利害関係者、そしてその土地を取り巻く自然環境の間に立ちあがる関係性、すなわちその土地のエコロジーを再構築する必要がある。この作業を進めるにあたっては、資源の特定や利害関係者の巻き込み、外部との連携など、戦略的な判断が多々求められる。このセッションでは、滋賀県は長浜に色濃く残る江戸時代の循環型社会を基点としながら、現在進行形で土地に根ざしたサーキュラーデザインを実践する方々をお呼びして、そうした活動の土台となるエコロジーを(再)構築するにあたっての課題や可能性についてお話していただく。 西塔大海(合作株式会社 取締役) 曽我修治(日立製作所 研究開発グループ デザインセンタ プロジェクトマネージャ) 湯浅亮平(慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特任講師) 〈Session 2-B 12:00-13:00〉※Session 2-Cと同時開催 サーキュラーデザインの人材育成 効率性を追求した大量生産を前提とする近代的なデザインに比べ、サーキュラーデザインの実践は、物質が実際に循環する土地の伝統や風土、その土地に生きる利害関係者やその場を取り巻く自然環境といった多様な要素の上に成り立っている。このことは、従来の、教室やアトリエである程度完結していた学習環境から、土地ごとの文脈に深く入り込むことを可能にする、より社会的で実践的な学習環境への移行が求められていることを意味している。この新しい学習環境はどのような要素で構成されているのか、また、その環境を整備する上でどのような課題があるのか。このセッションでは、新たなデザイン教育のあり方を実践を通して模索している大学関係者をお呼びして、循環型社会への移行を担う人材が育まれる学習環境をいかに整えるべきかについて議論する。 工藤尚悟(国際教養大学 准教授) 水野大二郎(京都工芸繊維大学 教授、慶應義塾大学大学院 特別招聘教授) 〈Session 2-C 12:00-13:00〉※Session 2-Bと同時開催 サーキュラーデザインの制度設計 2022年4月にプラスチック資源循環促進法が施行され、プラスチック使用製品のライフサイクル全般に関わる多様なステイクホルダーの取り組みを促進する基盤が整った。環境配慮設計の標準化や認定制度の整備についても今後、製品分野ごとに進められることが予定されており、サーキュラーエコノミーへ移行するための効果的な第一歩として注目が集まっている。しかし、土地に根ざしたサーキュラーデザインの実践を社会に広く促すためには、このほかにも関連法制度との関係性の整理、再生品の基準・ルールの整備、プラスチック以外の資源に関する環境配慮設計の促進策、官公庁の調達制度の刷新など、さまざまな制度的な課題を解決する必要がある。このセッションでは、制度設計の観点から、いかにサーキュラーデザインの実践を促進するための環境が整備できるかについて議論する。 早渕百合子(九州大学グローバルイノベーションセンター 准教授) 峯村昇吾(造形構想株式会社 代表取締役、株式会社図解総研 取締役CDO) 〈基調講演 14:30-16:30〉 赤間陽子
(ロイヤルメルボルン工科大学 准教授)   参加をご希望の方はPeatixのイベントページからチケットをご購入ください →https://peatix.com/event/3625334 ※会場参加は満員となりました。ありがとうございました。オンライン参加のみ引き続きお申し込みを受け付けております。   【対象者】 サーキュラーエコノミー(循環経済)やサーキュラーデザインに興味を持つデザイナー、企業や個人のビジネスパーソン、大学・研究機関の研究者、地方・中央行政関係者など。 【定員】 会場参加(一般):Day 1・Day 2 各日程 20名程度 オンライン参加:定員なし *要事前申込み、申込先着順 †チケット購入者は1ヶ月限定でアーカイブ動画が閲覧できます。 ‡京都工芸繊維大学の学生は参加無料となりますので、無料コードを使ってお申込みください。 【主催・運営】 京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab、(株)リ・パブリック

コーポレートスタッフを募集します(コーポレートカルチャー・経理)

リ・パブリックは2013年4月に創業し、来年、10周年を迎えます。志を持った個人の集まりとしてスタートし、徐々に人数も増え、組織としてのインパクトが増していく中で、リサーチャー、デザイナーといった現場の最前線で活躍する才能を、この会社の身の丈以上に潤沢に迎えることができてきました。一方、それに伴って、この会社の屋台骨になる総務・経理・人事などいわゆるコーポレート部門については、数少ない専任メンバーと現場を持ちながらパートタイムで受け持つメンバーが献身的に支えてきた実情があります。意欲的な事業展開を推し進めていくためにも、会社の土台となるコーポレート部門を強化したい。そこでこの度、新たにスタッフを募集することといたしました(ご応募はこちらからお願いします)。 お迎えしたいポジションは2つ(各1名)です。 コーポレートカルチャー担当マネージャーもしくはスタッフ 社内コミュニケーションのハブとなり、経営者と密接に連携を取りながら組織開発に取り組んでいただきます。コーポレートカルチャーを可視化し、メンバー一人一人の身体知に落とし込んでいくリーダーシップを特に期待しています。 社外のステークホルダーやメディアに向けたコーポレートコミュニケーション、リレーションシップ構築を行い、当社のカルチャーを軸にしたコミュニティの形成に結びつけていただきます。 経理担当スタッフ 経理業務全般(支払業務、経費精算のチェック・法人カードの証憑確認)を担当いただきます。 当社はマネーフォワードのクラウドサービス(会計・給与・勤怠・経費精算・請求書作成)を中心に記帳、帳票作成等の業務を行なっているため、各種データの連携・登録業務、メンバーへの情報提供・質問対応もお願いしたいです。 バックオフィス担当マネージャーの管理の下、年末調整や法定調書の作成、決算業務のサポートを担当していただきます。 リ・パブリックという会社のあらましとカルチャーについて、以降、少々ご案内します。特に、今回の募集と関係するワークスタイルについても触れておきたいと思います。 「リ・パブリック」という社名には、よりよい未来に向けて「パブリック=みんなのもの」を編み直すという意味を込めています。わたしたちは、持続可能な世界、希望ある社会の実現に向けて、デザインという「武器」を持って変革に挑む、アクティビスト集団です。 2022年10月現在、日本、台湾、イタリア、オランダの4つの国・地域に籍を持つ27人が所属し、日本を中心にアジアパシフィックに渡って、産官学民に股をかけた幅広いプロジェクトを手掛けています。循環経済産業都市の創成に向けた市民参加型の研究開発拠点形成プロジェクト・Satsuma Future Commons(鹿児島県薩摩川内市)、日本各地で持続可能な地域のあり方を思考し、実践する人材を輩出する活動・migakiba(環境省)、「自律協働」をテーマに社会的企業への転換を目指すコクヨの未来研究所「ヨコク研究所」とともにこれからの働き方を調査研究し、出版した「あしたのしごと – アジアの実践者と考える、オルタナティブな未来」、食品パッケージの異文化間比較調査(日本と台湾)に基づくサステナブルな食品配送の仕組みを構想する研究(トヨタ財団による助成)等々、創造的でチャレンジングな取り組みがぎっしり詰まった会社です。 リ・パブリックは自由を尊重します。ほとんどの社員はリモートワーク中心で、見聞やネットワークを広げるために率先して旅に出て、そこで仕事をするスタイルを好むメンバーもいます。業務量は少なくないですが、手のかかる年頃の子どもを育てながら働くメンバーも多いので、オーバーワークにならないようメンバー同士で協力し合ってテキパキと仕事を進めるカルチャーがあります。メンバーの信頼関係を育むため、フェイス・トゥ・フェイスの機会を作ることも重視しています。そのため、原則的に東京オフィス、九州(福岡)オフィスのどちらかに所属してもらい、日常的に通えるロケーションで暮らしてもらうようにしています。転勤はありませんが、どちらのオフィスに所属するかで担当する仕事がかなり違うため、本人の希望になるべく沿うように人員配置を調整しています。 ◎募集要項 募集職種 コーポレートカルチャー担当マネージャーもしくはスタッフ(1名) 業務内容  社内コミュニケーションのハブとなり、経営者と密接に連携を取りながら組織開発に取り組んでいただきます。コーポレートカルチャーを可視化し、メンバー一人一人の身体知に落とし込んでいくリーダーシップを特に期待しています。 社外のステークホルダーやメディアに向けたコーポレートコミュニケーション、リレーションシップ構築を行い、当社のカルチャーを軸にしたコミュニティの形成に結びつけていただきます。 求める人物像  持続可能な環境・社会のあり方に強い関心を持ち、社内メンバーや社外のステークホルダーとともにありたい未来を構想するモチベーションがある方。 フットワークが軽く、業務の内外にかかわらず多様な価値観を持つ人々と対話し、積極的に学びを広げることに意欲がある方。 社内メンバーと積極的にコミュニケーションを取り、一人一人の持ち味を活かした業務環境・制度を創造的に生み出すことに意義を感じる方。 歓迎するスキル・経験 ベンチャー・中小企業での組織開発・人材開発 広報、コーポレートコミュニケーション エディトリアルデザイン、グラフィックデザイン デザインリサーチ、ビジネスエスノグラフィー コミュニティマネジメント 英語によるコミュニケーション 普通自動車運転免許 契約形態 社員(フルタイム) ※フルタイム以外の勤務を希望する場合も、応相談 ※入社後3か月は試用期間・入社後1年間は有期契約社員 勤務地 東京オフィス、九州(福岡)オフィス ※いずれかのオフィスに出勤できる方 給与 経験・スキル・コミットメントにより決定 <参考> マネージャー:月額384,000円~。年収の目安は5,376,000円〜(賞与2ヶ月分を含む) スタッフ:月額250,000円(時間外手当含まず)。年収の目安は¥3,929,000円〜(賞与2ヶ月分、時間外手当20h/月相当を含む) ※その他、PC補助、携帯補助、在宅勤務手当があります ※賞与の支給額は業績により変動します 募集職種 経理担当スタッフ(1名) 業務内容 経理業務全般(支払業務、経費精算のチェック・法人カードの証憑確認)を担当いただきます。 当社はマネーフォワードのクラウドサービス(会計・給与・勤怠・経費精算・請求書作成)を中心に記帳、帳票作成等の業務を行なっているため、各種データの連携・登録業務、メンバーへの情報提供・質問対応もお願いしたいです。 バックオフィス担当マネージャーの管理の下、年末調整や法定調書の作成、決算業務のサポートを担当していただきます。 求める人物像  社内メンバーと積極的にコミュニケーションを取り、一人一人の状況を把握して適切な働きかけができるとともに、風通しのいい働きやすい職場づくりに情熱を持って関わることができる方。 整理整頓が上手で、業務環境(オフィス、クラウドサービス等)の改善に積極的に取り組んでくれる方。 フットワークが軽く、業務の内外にかかわらず多様な価値観を持つ人々と対話し、積極的に学びを広げることに意欲がある方。 必須のスキル・経験 企業での経理業務経験(3年以上)、または日商簿記2級以上 歓迎するスキル・経験 マネーフォワード会計、Dropbox、Notion、Zoom等SaaSの管理・運用経験 普通自動車運転免許 契約形態 社員(パートタイム、ただし、週2日以上) ※フルタイムの勤務を希望する場合も、応相談 ※入社後3か月は試用期間・入社後1年間は有期契約社員 勤務地 九州(福岡)オフィス ※福岡市内のオフィスに出勤できる方 給与 時給1,790円~ ※PC補助、携帯補助、在宅勤務手当があります ※賞与あり。ただし、支給額は業績により変動します ◎採用プロセス 採用プロセスは以下の通りです。 ① フォームによる応募 (必要に応じて、追加資料の提出をお願いすることがあります) ↓ ② 1次面接 (オンライン) ※書類審査を通過した方が対象になります。 ↓ ③ ピア面談 (当社社員3名ほどとオンラインで面会していただきます) ※1次面接を通過した方が対象になります。 ↓ ④ 2次面接 (東京もしくは福岡) ※ピア面談の内容で対象の可否を判断します。 ↓ ⑤ 入社 ※入社後3か月は試用期間です。 ※応募してくださった一人一人の現職の状況、当社の状況によって、入社時期は個別に定めます。 ご応募はこちらから。お待ちしています!!

新たなサーキュラーデザインのネットワーク立ち上げに向けた公開会議を開催します!

    現在、世界各地で持続可能な社会に向けた試行錯誤が進められる中、日本でも循環経済(サーキュラーエコノミー)を実現する手法としてサーキュラーデザインが注目を集めています。循環経済への移行は、いくつもの分野や既存の仕組みを超えて手を携え、社会全体が徐々にトランジションすることで成しえるものです。しかし、その実践に必要な取り組みや研究は始まったばかりで、個々の主体や事業者が別個に課題と向き合い、試行錯誤を繰り返している状況にあります。 そこで、わたしたちは、アカデミア・企業・自治体・デザイナーのみなさまとともに、セクターならびに分野横断的に対話できるスペースをつくり、「理論 Theory」と「実践 Practice」の往来を可能にする「実装 Praxis」の領域を広げることで、実験的かつ社会的にインパクトのある活動に取り組みやすい環境を育むことを目的に、Circular Design Praxis (CDP)という名のネットワークを立ち上げます。ここでは西洋由来の「サーキュラーデザイン」の概念や手法を輸入するだけでなく、日本・アジア・オセアニアなど、伝統的に生産圏として機能してきた地域に特有のサーキュラーデザインを可視化・確立し、世界に対して発信していくことを目指します。 このネットワークの立ち上げに向けた準備プロセスの一環として、CDPが対象とする問題領域や活動の方向性について、資源循環、人類学、材料、デジタルファブリケーション、建築、市民参画など多様なバックグラウンドを持つ専門家が一堂に会し、協議する場を「カンファレンス(公開会議)」という形で開催いたします。 超域的な分野の対話が必要だからこそ、準備プロセスから公開して、さまざまな方にご参加いただきたいと考えております。 ぜひふるってご参加いただき、今後の展開にもご一緒いただけると幸いです。本カンファレンスにご参加いただいた皆様には、引き続き今後の活動進捗をお届けいたします。   【イベント概要】 日時:2022年8月27日(土)オンライン配信 第1部:カンファレンス(聴講編) 12:00-14:45 “Circular Design Praxis”の立ち上げに向けた公開会議。 環境学、人類学、材料、デジタルファブリケーション、建築学、市民参画など、さまざまな分野の専門家らが一堂に会し、各フィールドの現状や直面する課題、次なる焦点を語ることで、分野やセクターが越境して取り組むことで開かれる循環デザインの可能性を議論します。 第2部:ワークショップ(実践編) 15:15-17:00 登壇者、参加メンバーらとともに議論するオンラインワークショップ。参加する皆様の実践や関心領域をもちより、異なる視点を交差させながら各々の活動の次なる可能性を描きます。 参加をご希望の方はPeatixのイベントページからチケットをご購入ください →https://circular-design-praxis2022.peatix.com ※第2部は満員となりました。ありがとうございました。第1部のカンファレンスにつきましては引き続きお申し込みを受け付けております。   【パネリスト(ご所属と専門領域:五十音順)】 大岩根 尚 環境活動家、株式会社musuhi 取締役、NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELF 理事。環境学専門 河内 幾帆 金沢大学融合研究域融合科学系准教授。環境教育・環境政策・環境経済学・応用ミクロ計量経済学専門 田中 浩也 慶應義塾大学環境情報学部教授。デジタルファブリケーション、3D/4Dプリンティング、環境メタマテリアル専門 津田 和俊 京都工芸繊維大学 デザイン・建築学系講師。サーキュラーデザイン・DIY/DIWO・パーソナル・バイオテクノロジー・パーソナル・ファブリケーション・物質循環・資源循環・ライフサイクル工学 ・サステナブルデザイン・サステイナビリティ専門 水野大二郎 京都工芸繊維大学・教授。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授。ファッションデザイン、デザインリサーチ、設計方法論専門 森田 敦郎 大阪大学人間科学研究科人間科学専攻教授。気候変動適応・アクターネットワーク理論・人新世・科学技術論・人類学専門   【主催・運営】 (株)リ・パブリック + 京都工芸繊維大学 未来デザイン・工学機構 【共催】 共創の場形成支援プログラム(地域共創分野・育成型) 「デジタル駆動超資源循環参加型社会共創拠点」 【賛同・協力企業】 株式会社日立製作所、コクヨ株式会社、株式会社メルカリ研究開発組織 mercari R4D、株式会社野村総合研究所 【デザインパートナー】 株式会社KESIKI、株式会社コンセント
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