2023年11月27日から12月3日までの7日間、「Futures of place-based circular ecosystems – 土地に根ざした循環生態系の未来」をテーマとし、鹿児島県の5つの地域を巡るツアー・カンファレンスを開催しました。オーストラリア、タイ、台湾など11カ国以上から延べ80名以上のサーキュラーデザインの実践者や研究者が集い、鹿児島県の各地に根付く豊かな営みに学び、より多元的で持続可能な世界へのトランジションを探索しました。
初めの5日間は、サーキュラーデザインの実践が行われている鹿児島の5地域を巡るCircular Design Tours and Workshops(ツアー&ワークショップ)を、地域の実践者と共同でオーガナイズしました。今回巡ったのは、霧島市、大崎町、薩摩川内市、日置市、南九州市の5地域。霧島市では「発酵が育む循環を知り、土着の知恵を味わう」、大崎町では「町民共創によるほぼ100%の資源循環システムを知る」、日置市では「海と土の循環をめぐる」など、それぞれの地域で違った土地と人の歩み寄りを体感し、学び合いました。
最後の二日間には、参加者が自らの経験を振り返り、サーキュラーデザインに携わる国内外の研究者・デザイナー・実務家と知識を共有し、ネットワークを構築する場としてCircular Design Conference(カンファレンス)を開催しました。実践者によるパネルセッションとディスカッション、地域を味わうお団子づくりワークショップ、自由な発想で二日間を振り返るギガマップ作りを行いました。
CREDIT
- 運営事務局株式会社リ・パブリック
Circular Design Praxis
NPO法人 薩摩リーダーシップフォーラムSELF - スポンサー公益財団法人トヨタ財団
株式会社日ノ樹
九州電力株式会社
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